忍者ブログ
ネットワーク系エンジニアのTips。 便利ツールや検証中の小技を書きます。 最近はXML、SNMP、Syslog、WebService、Perlといろいろ。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

※ここからはrelayする時の話です。

----------
4.3 Relayed syslog Packets

syslogを転送するデバイスでは、PRIがまともかどうかcheckします。
(中略)
考えられるケースとしては以下の通りであり、右に書いた各章で解説します。

1)PRI・TIMESTAMPともに問題なしの場合→Section4.3.1 
2)PRIは正常だが、TIMESTAMPフィールドがなかったり、変な場合→
Section4.3.2
3)PRI部分が無いか、PRIとして認識できるものではない場合→
Section4.3.3

4.3.1
Varid PRI and TIMESTAMP
(中略)
とはいえ、TIMESTAMPフィールドに入った時間がまともなものかどうかまではcheckしなくてよいです。また、HostnameのIPアドレスがPacketのSrcアドレスと一致しているかどうかも、(前述の通り違っているパターンもあるので)checkする必要はありません。

4.3.2 Varid PRI but no TIMESTAMP or invarid TIMESTAMP

TIMESTAMPフィールドが無かったり、このフィールドのデータとしてはフォーマットがおかしい、という場合は、PRIフィールドの">"の後に1スペースあけて、その後にTIMESTAMPをつけてやる必要があります。時間は、relayするデバイスのlocal timeにします。
で、TIMESTAMPの後に1スペース空けた後、HOSTNAMEフィールドを続けます。HOSTNAMEは、relayするデバイスでわかっているならoriginalのhostnameを、分からなければoriginalが使っているアドレスを入れます。
このような修正をしたら、全体のパケット長が1024byte以下であることを確認してください。もしオーバーしていたらtruncate(切りとり)して1024byte以下になるようにします。
このような場合は、MSG部分などデータが不完全になるので、originalの送出段階から、きちんとしたフォームで(PRIやHEADERを作成して)あるべきなのです。

4.3.3 No PRI or Unidentifiable PRI

もしOriginalにPRIが無いとか、PRIかも知れないがPRIとして認識できないPRIのついたsyslog messageを受信した場合はPriorityを13にしたPRIを挿入し、TIMESTAMPフィールド以降も前述の通り追加します。

例えば、PRIは<00>なんかはPRIとして扱われないので、relayされるメッセージではこんな風にします。
     <13>TIMESTAMP HOSTNAME <00>...
ここでもやっぱり、1024byte以下になっているかどうか、確認が必要です。
(以下略)
----------
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
最新CM
[09/03 管理者]
[09/03 mitsumata]
[04/25 Kiora]
[02/02 Online poker]
最新記事
最新TB
プロフィール
HN:
Fabian
性別:
非公開
職業:
会社員
自己紹介:
外資系メーカのSE。
Layer4~7の装置を扱っています。
バーコード
カウンター
読んでる本
Web Services勉強用。
フリーエリア

Copyright © [ Technology Supremacist ] All rights reserved.
Special Template : 忍者ブログ de テンプレート
Special Thanks : 忍者ブログ
Commercial message : [PR]